11/16日に何をしたのか

このところブログに書き込む時間がとれない。睡眠時間が少なく、昼間から眠くて仕方ないのだ。
なぜこれほど自分の時間がないのか、哀しい気持ちになる。現在は11月17日の午前0時7分。ついさっき日にちが変わってしまった。今から4分前の0時3分に帰宅したばかり。11月16日は僕にとって特別な日というわけでなく、いつもと同じことを同じようにしてきただけだ。昨日も家に帰ったのは午前0時を過ぎていた。毎日こんな生活。今日(たった今、昨日になってしまったが)のスケジュールを思い出しながら書き出してみる。

今朝は、5時30分に目が覚めた。だいたいこんな時間に起きるのだ。まず真っ先に携帯のメールをチェックする。学生1人からメールが入っていた。いつもに比べれば少ない。返事を送ってから服を着替え、隣棟にあるカフェスペースの室内灯をつける。昨日、壁に貼ったタイルの出来具合が心配だった。昨夜は撮影が終わって帰宅した後、2時間ぐらいかけてシンクの上部壁にタイルを貼った。したがって昨夜の睡眠時間は3時間ぐらいなんだね。きれいに拭き掃除をしたら、まるで職人が貼ったようにタイルの壁が見違えるようになった。
外が明るくなってきたので、玄関を掃いてゴミ出しをする。今日は生ゴミの日だ。
門の扉が重いので、ゴミ出しのついでに門柱の軸に油をさす。


9時過ぎにマネージャーの林が来たので、ギャラリーの今後の運営スケジュールと会場で流す音楽について打ち合わせ。
9:30分に家を出て横浜へ向かう。
横浜スタジアム近くの旧財務局ビルの屋上でロケーションハンティング。
撮影本番は23日から。オペレーターと撮影方法について打ち合わせ。
12時に横浜を出て、五反田のイマジカへ向かう。
昨日まで、2日間撮影してたCFのテレシネ(色調整)。想像どおりの色味に仕上がっていたので、満足。終了した後、そのまま同じ部屋で、以前九州の阿蘇で撮影した分の1カットを色修正。終わった後、スタッフを連れて五反田のラーメン屋で遅い昼食。僕はワンタン麺と餃子を半皿注文する。
15:30分、チーフの中島君を乗せて、銀座へ向かう。

CF制作プロダクションでオールスタッフ打ち合わせ。この仕事は、クライアントと代理店が大阪の企業です。興味深いのは、プロダクションサイドから撮影で使用するカメラを「EOS 5D」という指定があったこと。だって、このブログを以前から読んでいた方なら解ると思うけど、デジタル一眼レフカメラで動画を撮る、というのは、僕が仕掛けたようなもの。それが、今やこうして実際のCF撮影で使われるようになり、仕掛けた本人である僕のところへデジタル一眼レフカメラを使った撮影依頼がくるのだから、僕としては感慨深いです。いまや、ものすごい勢いで、動画撮影の世界では機材革命が進んでる。いいことなのか、悪いことなのか、使う我々が考えなければならないことです。しかし、経済的な理由だけが優先されていく現在の情勢を見てると暗澹たる気持ちになりますね。


18:30分、銀座を出て、一人で渋谷へ向かう。
途中、鎌倉のギャラリースペースで流す音楽について、三角屋の三橋さんと長電話。
待ち合わせ時間まで少し間があったので、原宿にあるvisvimの店に靴下を買いに行く。僕の足は甲が低く、そのため、足の寸法に合わせて靴を履くと、どうもうまくいかない。靴の中で、足が滑るのです。それで、少し厚めの靴下が必要なのですが、履いて気持ちが良い靴下になかなか巡り会えない。やっと見つけたのがvisvimだったのです。
20:30分、渋谷パルコ前で助手の山口君と待ち合わせ。
21時にパルコ劇場入り口で『シアターガイド』編集の大高さんと合流し、21:50分、パルコ劇場の階段踊り場にて「劇顔」の撮影。
今日、撮影したのは「平田満」さん。

8×10インチの大型カメラで撮影。平田さんは僕が使ってるディアドルフのカメラを見て「すごいカメラですね」とつぶやく。いつものように4回のシャッターチャンスで撮影終了。機材を片付けた後、大高さんと渋谷の「はなまる」で「讃岐うどん」を食べる。久しぶりに入ったら、味が落ちた。というより、味がぜんぜん変わってしまった。「讃岐うどん」とは思えなかった。めったに一緒に食事なんてしないのに、なんだか大高さんに悪い気がした。それにしても、我ながら、麺類が好きなんだなあ、と思う。
23時、渋谷を出て帰宅の途につく。

以上が今日のおおまかなスケジュール。このブログの文章は帰宅した後、お茶を一杯飲んでから書き出したのです。
現在は午前1:50分。
これからすぐに寝ます。


2 Responses to “11/16日に何をしたのか”

  • 山本 理恵 |

    ご無沙汰しております。
    5年近く前に、ボス・レインボーマウンテンのCF撮影の際、制作としてご一緒させて頂きました山本です。覚えて頂いていたら幸いです。今日、十文字さんの事が話題にのぼり、その人に紹介すべくネットで検索したところ、こちらに辿り着きました。またブログを再開されていた事を知りとても嬉しく思います。お忙しい中大変だとは思いますが、是非続けて頂けたら日々の楽しみが増えます。
    先日、大坪さんのお宅にお邪魔してきました。十文字さんが以前住まれていたお家ということですが、とても良い雰囲気の漂うお住まいでした。あそこの住所の響きにとても憧れています。いつの日にか最寄り駅にできたらなぁと企み中です。
    平田さんの娘さんは、同業種とご存知でしたか?多田さんの元で、一緒にお仕事をさせて頂いたこともあり、狭い世の中だなぁという思いで、一筆(長くなりましたが)コメントさせて頂きました。
    ギャラリースペースがオープンした際には、是非お邪魔させて下さいね。
    お体に気をつけて。

    山本 理恵

    • Bishin |

      なつかしいです。
      歳を重ねるにしたがって、時間のスピードは速くなっている気がします。
      あっというまに1年が過ぎ去って、過去の世界ばかりが溜まってしまいます。
      平田さんの娘さんもこの業界にいらっしゃるとは、せまいですね。このところ縁というものを感じる機会が多いです。
      また、連絡してください。読んでくださる方が一人でもいることがわかれば、がんばってブログを続けます。

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